新宿-2 

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た・す・け・て・・・た・す・け・て・・・
どこからか、声がする。

久々の新宿は白い陰が増えていた。
闇なのか物質なのかわからない陰の部分を、
ペンキで塗ってコーティングしたような継ぎ接ぎが
街のあちこちに見られた。
クリスマスにはまだ早く、
ハロウィンは直前で、
ウィンドウでは安くなったカボチャが笑ったまま固まっている。
それにしてもものすごい人だ。
みなあまり着飾ってはいない。
集められた枯れ葉が散っていくように、
固まって、
あるいはバラバラに、
新宿は消えていった。
by riz-blank | 2010-10-30 01:48

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もう、おかえり。
日が暮れるのは早い。

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by riz-blank | 2010-10-24 00:11

午後4時の森 

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午後四時
森からミドリが駆けていく
ミドリは何かを叫んでいるが
ぼくに声はとどかない
あぁ ここには                        1
透きとおった川が
横たわっているのだ

                                             「午後4時の森」より
by riz-blank | 2010-10-23 20:04 | 詩+写真

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Midoriは唇をはらして
泣いている
散乱する魚の死体は
あまりに多すぎるので
どう数えていいのかわからない
Midoriが揺れる
大きく
小さく・・・

        詩集『ミドリとハエの憂鬱(メランコリア)』より
by riz-blank | 2010-10-12 20:02 | 詩+写真

こ・こわかった 

わけあって、幕張海浜公園へ行った。
それも午後6時ごろ。

この公園は千葉の県立公園なのだが、
ただただひたすらにひろい。
2年前、新しいカメラ(R8)を持って、
偶然迷い込んだのだけど、
この何もなさ+誰もいない感じがすごく気に入ってしまって、
たくさん写真を撮った。
壊れた時計・・勢いのいい樹木・・動物の形をした木・・
遊具・・カラフルなオブジェ・・円形の植え込み・・
そして、公園のまん中に、これまたよくわからない塔がある。
さらに進むと砂山・・遠方にマリンスタジアム・・林・・
そして、林を抜けると・・日本で最初にできたという人工の砂浜へでる。
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この間、怪談好きの友人、よいこぐまさんとおしゃべりをしていたら、
この塔のことを思い出し、なんだかすごく行ってみたくなった。
よいこぐまさんも、このカラスの止まった塔を気にいっていて、
今度ふたりで遊びに行こうということになった。
しかし、あたしが行ったのは2年も前のこと。
よいこぐまさんの家は遠いいし・・・
なんだかもう、ないような気がして、あたしは一人、確かめに行くことにしたのだ。

10月に入り、いつの間に、日が暮れるのはとても早い。
海浜幕張の駅に着くと5時半過ぎで、
一瞬まずい気もしたが、
夕焼けがきれいだったらいいな、と思いなおし、
公園へと向かった。
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公園の門をくぐってから、あたしは本当に後悔した。
こ・こわい。
夕暮れというよりも、真っ暗だ。
ここまで来たのだから、とにかく塔だけ確かめなきゃ、と
勇気を振り絞って歩き始める。
だだっ広い広場の向こうは林。その向こうが海。
ライトが照らしだす空気は、林から流れてきた闇に染まっていて、
なんだか重苦しくて、怖い。
自分の長い影が見えるだけで誰もいない。
余りにもコワくてケータイを握りしめる。
犬が鳴いているが人は見えない。
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突然目の前を白いものが横切る。
ギクッとしても、声も出ない。
冷や汗が出てくる。
それはあたしの服のそでだった。
塔はどこだろう。
遊具の横を通り・・階段を上り・・このあたりだ。
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塔は、なかった。
取り壊されたあたりの地面が、継ぎ接ぎになって変色していた。
by riz-blank | 2010-10-09 03:08

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