青い月

8月28日、夜、新宿へ行った帰り道、
恵比寿ガーデンプレイスのビヤステーションで乾杯。
見上げると空には月と星。
ケータイのカメラで撮ると青い月が写っている。
日中、建物が震えるくらい暑かったのに、
夜空がとても高い。
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by riz-blank | 2010-08-29 15:10 | 日々…

あたしの職場のある茅場町付近は、とても古くからある建物のたたずまいと、新しく建ったビルとが混在する場所だ。
あたしは杉浦貴美子写真展「壁―地球に垂直な平面―」(RING CUBE)内の公募展、Google map上の展示に出品する「壁」写真を撮影するため、まずは身近な場所からと、茅場町近くの新川の散策を始めた。

1.橋を渡って。(7月8日)
小さな橋の真ん中で、川面をぼんやり眺めながら、男が歯を磨いている。
橋の袂や桟にもたれかかり、ホームレスとビジネスマンが並んで休憩を取っている。
この、水路をまたぐ橋の向こう、霊岸島交差点には、あたしのよく行くドトールがあって、その目の前の道を隔てると、そこが新川だ。
あたしは壁を求めて歩きはじめる。
「駐車場や工事現場があったらいい壁があるよ。」壁の写真家、杉浦さんは、銀座の壁の撮影で歩き回っているとき、そういっていた。あたしはそれを聞いて以来、いい感じの駐車場をみつけると、すい込まれるように道路をそれていってしまう。ちょうどいい具合に道路沿いには駐車場があって、あたしは奥の道へと入っていった。
駐車場の真ん中には取り残されたような古いアパートがある。そしてそこが入り口となって古い工場がつづいている。路地があったので曲がってみると、片側がピンク色の長細いアパート、反対側は飲み屋の裏口のようだ。
行き止まりを直角に折れ、別の道に出ると、蔦に覆われた家。皹の入った壁。
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そこからの記憶は入り混じってしまい、わけがわからない。
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学校、壁画、公園、、、
錆びた鉄板、青々とした草、金属を継ぎ合わせた扉、曲がった電灯、、、
空き地(と猫)、巨大な樹木、神社、廃墟、柄のような継ぎ目のある長屋、、、
道の向こうには川が見え隠れしている。

2.「新川-島」(7月15日)
「新川、良い街です。というか島です。周辺から橋が8本架かってます。」と教えてくれたのは、後に新川たんけんに加わるakiさんだ。そう教えられてあたしは地図を広げてみる。
ホントウだ。新川は、中洲でも、いわゆる海に浮かんだ島でもなく、まわりがすべて水路と川に囲まれた街なんだ。
都会に浮かび上がる島。
そう思ったとたんに、あたしは「新川」がとても素敵に思えてきた。
そうだ、すべての橋を渡り、内部をくまなくぬりつぶすように歩こう。
そうは思ったものの、前回の記憶が余りに乱雑でめちゃめちゃなので、第2回目の新川たんけんは、もう1度住所を確かめながら記憶をたどり、確認しながら写真を撮り歩いた。
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そこでまた、新たなすてきな家屋や路地、そして「壁」を発見はしたが、東京の気温は36度、夕方とはいってもまだ蒸し暑く、結局は、新しい場所にはたどり着かないまま、第2回目の新川たんけんは終わった。
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3.新川たんけん隊
第3回目の新川たんけんに、仲間が加わった。茅場町の会社に勤めるmoon隊員と築地のデザイナーaki隊員。3人は霊岸島交差点のドトールに、カメラを持って集合し、道路を渡り出発する。
いつもの駐車場から裏道へと入り、路地裏のピンク色のアパートに着く。
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このアパートはよく見るとあちこちに英語の貼り紙があって、外国人向けのようにも見える。moon隊員は門前仲町付近に住みたいとのことで、新川の住居も念入りにチェックしている。扉を見たり貼り紙を見たりしていると、ちょっと体の大きな、ボディガードにいいくらいの外国人男性がアパートから出て来た。
行き止まりを直角に折れ、蔦に覆われた家の前に出る。家の裏側へと回ってみると、古い雑貨が積まれ、家の脇には大きな葉っぱのついた木が立っている。moon隊員は嬉しそうに見上げている。(何という植物なんだろう。木というよりも草が大きくなってしまったような感じ。この植物は茅場町付近のいたるところで見かけられる。)
小学校を越えて公園に着くと、プール脇に作り物の巨大なゾウがいる。ゾウだ、ゾウだ! aki隊員が近寄っていく。ぐるりと公園の裏側にまわると、昔酒屋だった古い建物が、自動販売機に埋め尽くされている。自販機洞窟だ! aki隊員がまた喜んで写真を撮っている。
大通りを渡り、廃墟を眺めながら、さらに裏の道を目指す。
小さな神社があった。狭い敷地でも、木が茂り、苔に覆われて、土地の上に立つととても静かでしっとりとしている。ちょっと離れたところから、ねこが見張っていたが、近づこうとすると、さっと茂みに消えてしまった。湿度が高いらしく、皮膚を裏返して暑さが忍び込んでくるような、密度の高い空気を感じる。
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夕方になっても暑さはまったくおさまらないが、こうして歩き回ると、微妙に温度差があることがわかってくる。おそらくは、湿度の違いなのだろう。ここは川に近い。そして空気の道のあるなしで、体感温度が変化するようだ。
神社の杜を一歩でると、上から襲いかかってくるように、都会の乾いた雑音が戻ってくる。
鉄の扉の家を通り、電灯の斜めのアパートを過ぎ、大通りを渡ると、南高橋に出た。
夕焼けが見たいね。今日は夕焼けが出ないのかな。と言いながら、まだ夕暮れにはちょっと明るい橋の桟にもたれて、ぼんやりと川面を眺めながら夕暮れを待つ。
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この橋を渡ったら、新川はおしまい。
あたしたちは、向こう岸のちょっと大きい神社や、変わった作りの建物を眺めながら帰路へ向かった。
川沿いに舟がたくさんとまっている。
いつの間にか日は暮れて、蒸した空気は真っ暗に染まっていた。
 
by riz-blank | 2010-08-19 22:31

夜の動物園へ! 

この夏一番という暑さ&光化学スモック注意報のでる、8月16日、
「夜の動物園たんけん」へ出掛けた。
茅場町のプロントで探検仲間、moon隊員とaki隊員と3人待ち合わせて、いざ上野へ!

6時の上野公園はまだ明るく、遠くからわずか夜が忍び寄ってくる感じだ。
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動物園に入ると、なんだか滅茶苦茶暑くて汗が止まらない。
とにかくゴリラを目指す。

いたいた、ゴリラの親子。
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moon隊員はたくましいゴリラにウットリ。。
ライオン、ツル、ゾウ、サルたちを眺めつつ、カピパラを探す。
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もうすっかり動物園は夜に染まってしまったけれど、暑さはさほど変わらない。

カピパラは、バクやラマと一緒にいた。
ラマは時々フラフラ歩くが、だいたいは奥のハウスかその付近に引きこもっている。
カピパラはライトが嫌いなのか、闇に沿ってそっと移動し、
水浴び場の向こう、端っこの闇の中で固まってしまった。
元気なのは2匹のバク。
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夢食いのバクは、夜の闇とライトが交錯する中を、堂々と歩き回り、水浴びをする。
飼育員さんが野菜を中央に置くと、2匹のバクはひたすら食べた。

ここで2人と別れてあたしは帰路へ向かう。
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あぁ、
夜がもっと永かったらいいのに。
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by riz-blank | 2010-08-17 01:47

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