川越(小畔川~川越) [9.23]
2011年 09月 24日
昔々、「シダの少女のために」という連作の詩を書いた。
シダの少女は友人の彫刻家の石の作品に現われた。
石の肌理を走る妖精のような少女を見かけた時に、
あたしは「あっ、シダの少女だ」と思ったのだ。
シダの少女は背中に時計の針をくくりつけて、
水路を白い舟で進んだ。
川越のこの小さな川の流れを眺めていたら、
あぁ、彼女はここを通過したな、
そんな気がした。
ありがとう、
また来るね、川越。
シダの少女は友人の彫刻家の石の作品に現われた。
石の肌理を走る妖精のような少女を見かけた時に、
あたしは「あっ、シダの少女だ」と思ったのだ。
シダの少女は背中に時計の針をくくりつけて、
水路を白い舟で進んだ。
川越のこの小さな川の流れを眺めていたら、
あぁ、彼女はここを通過したな、
そんな気がした。
ありがとう、
また来るね、川越。
by riz-blank | 2011-09-24 20:23 | 詩+写真